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オペラ「タンホイザー」(演奏会形式)@東京文化会館

Posted by アオ on 05.2012 美術・音楽・本・もろもろ   2 comments   0 trackback
wagner.jpg

音楽大好き、とくにクラシックをよく聴くのですが、クラシックのなかでわりと縁遠いのがオペラ。どうもわたし、単純に音楽があればいい人みたいです。
なので今回、「タンホイザー」を演奏会形式でやると聞いて、ほいほい出かけてきました。これは、ステージセットや衣装、演出などがないので、そのぶん安く楽しめるものです。それだけでなく、「演出が好みでない」せいで好きな音楽がだいなしになるリスクがないという利点もあります。なにしろ以前テレビで、同じワーグナーの「ローエングリン」(お姫様のピンチに白鳥の騎士が助けにやってくるという、見ようによってはとっても乙女なストーリー)に、ドブネズミのかぶり物の大群だの胎児のどアップ映像だのがでてくるというグロい演出を見てしまったので……。
そんなに好きではないといいつつ、オペラのなかで「タンホイザー」は大好きなので、それはかんべんしてほしかったのです。

このオペラ、ストーリーから宗教色をとっぱらって単純化しますと――
舞台は中世。主人公タンホイザーは享楽的・破滅型の天才詩人で、ないものねだりの性格。何を手に入れてもどこにいても、不満をためて別のものが欲しくなってしまう。せっかく清純なだめんずウォーカーのお姫様エリーザベトと恋仲になったのに、城を飛び出して、姫とは正反対のタイプの、悪評高い肉感的美女ヴェーヌスと同棲をはじめちゃう。で、例によってまた物足りなくなり、ヴェーヌスと別れてのこのこ戻ってくるわけです。タンホイザーには親友で唯一のライバルでもある優れた詩人のヴォルフラムがいて、彼も本当はエリーザベトが好きなんですが、友情に篤く侠気があるので、自分は黙って身を引いて親友の恋を応援する。なのに肝心のタンホイザーがだめんずなもので、エリーザベトとふたりしてその尻ぬぐいに追われ、これじゃ自分が身を引いた意味がないよどうしてくれるんだをい、という話です(違)――

ええわたし、完全に主役無視でヴォルフラムに肩入れしております。テナーよりバリトンが好きだし。

クライマックスの直前、タンホイザーがさんざんはちゃめちゃやった償いのために旅に出ていて、エリーザベトが「無事許されて帰ってきますように」と毎日祈っているのをひとり知っているヴォルフラムは、「神様、姫の願いを叶えてあげてください」と祈るのですが、そうすると彼の秘めた恋にはとどめが刺されてしまうわけで、いくら「いい人」でも神ならぬ身、口ではそう言ってもやっぱりがっくりきてしまう。そのあとで彼が歌う「夕星の歌」は、恋をあきらめつつそれでもちらりと未練の残る、あらゆる音楽のなかでも屈指の、失恋の歌の傑作だと思います。死の予感が色濃いのに甘く、明るいんだか翳ってるんだか微妙な、美しい曲です。

東京文化会館、三階席は音もよく、バリトンのマルクス・アイヒェの歌を堪能してきました。

YouTubeに、大好きな歌手によるバージョンがありましたので、ご興味のある方はこちらをどうぞ。"O du mein holder Abendstern"
Håkan Hagegårdというスウェーデンのバリトンです。

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こんばんは★
オペラ観に行ってしまうなんて素敵ですね~♪

クラシックよく聞かれるんですね(*´ω`*)
たまに聞こうかなーって思うんですけどね(笑)

ヴォルフラムさんみたいな人はいい人過ぎて損しちゃうんですね。
リアル社会と一緒、ダメ男ほど女にモテルんです。
うちもヴォルフラムさんの味方になっちゃうと思います(笑)
2012.04.06 20:20 | URL | Rinkaa #- [edit]
そうそう、彼、完全にいい人すぎて損するタイプですね~。恋の情熱で突っ走る親友に比べて、理性と知性と常識が邪魔をしてるし。でもそこがまた見ていてそそられるというか(笑)。この役を歌った歌手は、ハリポタの主役をもっとキュートにしたようなルックスでした。可愛すぎてイメージ違うかも。あれじゃタンホイザーよりもてちゃいます。

音楽は、ロックもジャズもボサノバやタンゴも好きですよ。最近は、生で聴くのはクラシックばかりになっちゃいましたが、ロックばかりだった時期もあります。
2012.04.06 23:00 | URL | アオ #0wbvkzco [edit]


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Author:アオ
2012年2月、新築マンションに入居。尊敬する某ブログをもじって「シンプル・レトロ・インテリア」を目指していますが、レトロとシンプルを両立させるのが意外と難しいような気もする今日このごろ。

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